全力で乗っかる! 男の子プリキュアアニメ『美男高校地球防衛部LOVE!』のススメ

こんにちは。せっかくはてなブログに登録したので定期的に防衛部エントリも書きたいオタクです。

というわけで、一ファン目線の率直な紹介記事を1期放送開始から4年になる来年1月に上げようと思っていたのですが、

※yamazoさん:防衛部において劇伴やキャラソンの作・編曲を担当されている方

 

……🤔

 

今上げて乗っかるか。

 

 

そう、2015年1月に始まった男の子だけプリキュアやってる深夜アニメがあるんですよ。

美男高校地球防衛部LOVE!って言うんですけどね……。

 

 

 

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美男高校地球防衛部LOVE!とは、2015年1月より1期が放送され、ファンの尋常ならざる熱意と応援により、翌2016年7月には2期、2017年8月には完結編となるOVAが全国の劇場にてリミテッド上映された、高松信司監督(『銀魂』『ぐらんぶる』など)によるオリジナルアニメ作品です。

漫画や小説、ゲーム、舞台など、幅広いメディアミックス展開も行われました。

 

また、アニメ放送に先駆けて、2014年12月からメインキャストである5人のニコ生番組が始まり、2016年7月からは2期の追加キャスト2人によるラジオ番組も放送されたほか、会場をどんどん大きくしながら数多くのイベントが行われ、アニメのパッケージにはキャスト出演の特典映像が毎巻つくなど、精力的な声優コンテンツでもありました。

 

新人であった彼らの飛躍の場となったほか、ここで築かれた絆がその後も続き、現在でも、時折各人の口からメンバーとの新たなエピソードが語られています。

西山さんと梅原さんのラジオ。この回ではルームシェアするなら」「無人島に一緒に行くなら」などのテーマで勝手に自分以外の防衛部声優をランク付けしていた。

 

白井さんの個人イベント。毎回白井さんと縁のある人物を招いており、この回は山本さんがゲストだった。

 

そのため、本編は感動ポイントもありつつも基本的には神クソギャグアニメであるにもかかわらず、付随する作品と作品愛に溢れたキャストが育っていった過程・キャストが紆余曲折ありながらも仲を深めていった過程から、激エモコンテンツとしてファンの心に刻まれています。

 

腐女子向けに作られたことが公言されていますが、作中のふんわりとしたBL風要素はあくまでギャグ的なものであり、またそれと同時に、キャラクター同士の関係性はどれも一つの愛の形として、良くも悪くも特別扱いされることなく描かれているため、腐女子腐男子であればより楽しめますが、その本質は全人類向けの作品です。

2018年4月からはキャラクター等を一新した新シリーズも開始しましたが、そちらは詳しい方に任せるとして、ここでは初代シリーズのみの紹介に留めさせていただきます。

 

 

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箱根 有基 (はこね ゆもと)

眉難高校1年生。天真爛漫。もふもふしたものが大好き。

実家である黒玉湯の湯船に急に降ってきたウォンバット型の地球外生命体を追い回した結果、逃げ惑ったウォンバット(略)が眉難高校教員の俵山に衝突し、俵山が死んだ。

CVは山本和臣さん。有基同様、いつだって大きな愛をもって防衛部と向き合い、何度も涙したその姿はファンの涙も誘いました。

 

由布院 (ゆふいん えん)

眉難高校3年生。究極怠慢主義者だがやるときはやる男。

いい意味で「空気みたいな存在」だと語るほどの仲である友人、鬼怒川のスマホを勝手に見ていた。

CVは梅原裕一郎さん。2期のファンブックにおいて、作品を応援してくれている人たちの中に段々と防衛部共通の雰囲気のようなものが出来てきているとし、「それが本当に心地良い空間」だとまで語られていました。

 

鬼怒川 熱史 (きぬがわ あつし)

眉難高校3年生。真面目。幼馴染である生徒会長、草津錦史郎との関係が1期でのキーとなる。

バレンタインには当たり前のように由布院にチョコを用意していた。

CVは西山宏太朗さん。ファイナルイベントでの「防衛部のことで悩んだこともあったけど、救ってくれたのも防衛部でした」という言葉は、多くのファンの胸を打ちました。

 

鳴子 硫黄 (なるこ いお)

眉難高校2年生。金が命で総資産38億円。敬語キャラ。

防衛部の面々で男にモテる方法を検証した際、トイレで用を足していた生徒の隣に立ち預金通帳を見せつけた。

CVは白井悠介さん。完結編以降もことあるごとにその先を望む気持ちを口にする姿は、キャストであると同時に諦めの悪いファンそのものでした。

 

蔵王 (ざおう りゅう)

眉難高校2年生。女が命。ただしこのアニメには女性は出てこない。*1

眉難高校は男子校だが、バレンタインには大量のチョコが教室の机に積まれており、「放課後までにまだ増えるだろうし」とも発言していた。

CVは増田俊樹さん。防衛部でのキャスト陣との出会いがターニングポイントとなったことを、最近のインタビューでも語られています。

 

 

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1期『美男高校地球防衛部LOVE!

ピンク色のウォンバット(CV:麦人さん)により無理やりプリキュアまがいの変身ヒーローにさせられてしまい、しぶしぶ戦う羽目になった男子高校生たちを描く高松節の効いたギャグアニメです。

7話辺りから気が狂ってきますと書こうとしましたが、よく考えたら最初から気は狂っていました。

 

 

2期『美男高校地球防衛部LOVE!LOVE!

いろいろあって制作会社が変わりましたが、愛変わらず水入らずで愛はPOWERな続編です。

 この筋肉質なお兄さんがヒロインです。

 

 

OVA美男高校地球防衛部LOVE!LOVE!LOVE!

完結編であり卒業をテーマにした単発作品ですが、正直ファンの間でも評価が分かれています。と言うより、初見の時点では多かれ少なかれ思うところがあった人のほうが恐らく多かったです。

そう、初見の時点では。

自分の書いたもので恐縮ですが、以下の劇場リミテッド上映に通った際のブログを読んでいただければ、心境が変化していくさまがよく分かるのではないかと思います。あくまで個人的な記録ではありますが、似たような変遷を辿ったファンは一定数いました。

不完全な一致 美男高校地球防衛部LOVE!LOVE!LOVE! 1回目

不完全な一致 美男高校地球防衛部LOVE!LOVE!LOVE! 2回目

不完全な一致 美男高校地球防衛部LOVE!LOVE!LOVE! 3回目

不完全な一致 美男高校地球防衛部LOVE!LOVE!LOVE! 4回目

不完全な一致 美男高校地球防衛部LOVE!LOVE!LOVE! 5回目・6回目

 

いろいろ書きましたが紛れもなくこれまで紡がれた物語の終着点であり、美しい結末であり、またこれまでにない組み合わせでのやり取りも楽しめる作品ですので、1期2期をご覧になった方は是非こちらも、2期13話を見るつもりでご覧いただけたらと思います。

 

 

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小説

公式の薄い本です。

 

 

漫画

www.ponimaga.jp

各キャラの魅力がひたすら詰まっています。

 

 

ファンブック

インタビューが豊富です。

 

 

写真集

今となっては伝説の1冊です。

 

 

CD

試聴リンク

http://boueibu.com/1st/music.html

http://boueibu.com/2nd/music.html

http://boueibu.com/ova/music.html

とにかく曲がいいです。

 

 

イベント円盤

Animelo Summer Live 2016 刻-TOKI- 8.28 [Blu-ray]

Animelo Summer Live 2016 刻-TOKI- 8.28 [Blu-ray]

 

一部どうかしてる映像もありますがエモさの塊です。

 

 

活劇円盤

人気俳優を裸にひん剥きました。 

 

 

CGライブ

キャラにも会えたんです(号泣) 

 

 

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先ほど円盤をご紹介したファイナルイベントをもって、文字通り終わりを迎えたはずの美男高校地球防衛部LOVE!でしたが、しかしその後しれっと新たに来年8月まで続くグッズ展開が始まっています。

 

またシリーズ4周年に際して上がった動画がこちらです。

恐らく5周年の際も何かやることでしょう。

人気作品にはありがちなBlu-ray Boxの販売がまだされていないこと、これまでアニメの円盤には頻繁にイベント優先申し込み券が封入されてきたことを思うと、期待しすぎるのもよくありませんが、油断も大敵といったところです。

ハマるなら今のうちです。今ハマれば、新たに何かが起こりかねない5周年のその日は、現在進行形の事態として直面することが出来ます。

 

 

何も考えず楽しめて、笑えて、心がどこか温かくなる平成の神クソギャグアニメ、美男高校地球防衛部LOVE!

あなたも今から浸かってみませんか?

 

 

*1:ノベル版には女の子と遊んでいる描写もあります。

振り返るにはまだ早いのだけれど

CGライブと共に駆け抜けた四季が終わり、美男高校地球防衛部LOVE!と共に駆け抜けた歳月も終わり、そして2018年も、あとひと月もすればもう終わります。

fuicchi.blog.shinobi.jp

10ヶ月前、こちらの記事に反響をお寄せくださった方々へ。RT先、すべて覗かせていただいていました。温かいお言葉など本当にありがとうございました。

途中でボロ泣きしつつ書いた、拙くて長くてリンクを踏まないと読めない、ほぼ自分の気持ちをぶちまけただけの文章に、いろんな人が泣いたと言ってくれるなんて露ほども思っていなくて、生まれて初めて誰かの心に関われた、ぐらいの感触がありました。一人じゃないことが心強くて、だけどやっぱり辛くて、画面を見ながらまた泣きそうになりました。

共感を得られたから言うわけではありませんが、壁に向かってなら誰かがわがまま言ったっていいじゃん、人の思考まで全部正しさで押さえつけようとするのは正しくないよと思いました。そんな誰もが物分かりや諦めがいいわけじゃないんです。

 

 

fuicchi.blog.shinobi.jp

抱き続けた祈りはその後無事に届きました。あの青い光の海は今も忘れていません。

防衛部が好きで、彼らのことが好きでした。今も好きです。ずっと好きでいました。

 

心配していたのは来られるかどうかであって決して安否ではなかったはずなのに

 

その後唐突に訪れた、その安否さえも分からなくなってしまった日々においても、ずっと好きで、一番に好きで、だから胸が張り裂けそうでした。

 

 

 

 

 

4月下旬、ファイナルイベントを含めた数ヶ月分の作品やイベントの感想を、手紙にしたためて出していました。枚数がかさんでいたので、それ以降の話はすべてカットしていて、だからそのうちまた出したいと思いつつも、もう出さないかもしれないなという思いも抱いていました。伝えたいことはかなり伝えつくせてしまったという感覚があったからです。

1つの区切りがついたこと、区切りを迎えての自分の思いについて改めて考えながら、そのことを一人振り返っていたのが5月9日の深夜でした。

次のお手紙は結局、翌日の夜に出すことになりました。

 

番組やイベントを体調不良で休まれるようなこともそれまでなかったので、仕事に支障が出るほどの不調は今後もないのだろうと、勝手にどこか思い込んでいて、あっけなくそれが崩れたその日、確かなものなんて何もないんだと思わされました。

それからの3ヶ月弱、縋れるものはこの「恐らく連続した話題だと思われるけれど、違う可能性も完全には否定出来ないさとう監督のツイート」だけで、あとはただ無垢に信じることしか出来なくて。あまりにも脆い足場の上に居続けた日々でした。

応援することの出来る職業の人であることが、だから自分に出来ることがまったく何もないわけではないことが、状況に対してのせめてもの救いでした。そしてこんな状況でも、出演作を通して触れるその好きな声が、新しく耳にするお芝居が、私個人にとっての救いでした。

 

退院が発表されたときの、後遺症の心配もなく、という文字がどれだけ嬉しかったか分かりません。ずっとそれに、それにより戻ってこられないかもしれないことや、戻ってこられても今まで通りの彼ではないかもしれないことに怯えていました。

出来事自体は絶対にないほうがいいものだったけれど、その中で得られた未来は最善と言ってもいいものだったのではないか。「無駄ではなかった」と振り返る姿は、ファンへと向けて語ってくれた言葉は、そしてしばらくオーディションを受けられなかった影響はありつつも確かに活躍し続ける姿は、そんな風に思わせてくれています。

大きくて温かな、不幸中の幸いです。

 

 

2018年が終わると、秋クールも終わってしまいます。まだ復帰時期も分からない中放送時期を発表して、多大な不安と「主演作で華々しく復帰出来るのかもしれない」という夢を見せてくれた某作品の放送も終わるのかと思うと、毎週楽しんでいるので寂しく思うと同時に、その作品と浅からぬ因縁があったファイナルイベントを、そこまでとそこからの日々を思い出します。

楽しいこともたくさんありました。でもこうやって、1年を振り返るようなエントリを書こうとして、その間書き残してきた言葉を振り返った結果、3日ほど落ち込むような年でした。 

だから来年は、振り返ったときに落ち込まない年にしたいです。後から読み返して追体験しても辛くならない、そんな言葉をたくさん書き残せる年にしたいです。

そう出来ることを、今から痛切に願っています。

風が強く吹いている アニメ6話・8話聖地巡礼+7話聖地情報

※19/3/11 8話の聖地を掲載し改題

※19/3/19 ↑の写真を追加

 

sonoyukemuri.hatenablog.com

sonoyukemuri.hatenablog.com

 

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こんにちは。ウルトラマン商店街、ウィンターセールだそうです。

今回は5話と6話の聖地……と行きたいところですが、5話初出のグラウンドが特定出来なかったため、ひとまず6話のみ巡りました。今後もし発見出来たら追記します。

そして7話の“東体大”は、勝手に入れる場所でもないですしなかなかに遠いので、情報のみ記してお茶を濁させていただきます。

 

 

 

6話

ウルトラマン商店街

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麻雀 ささがわ

キングが行った雀荘です。ささがわってどっから出てきたんでしょう。

 

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JTAののぼりと自販機

建物が取り壊されてしまっていましたが、以前の写真におけるドアや窓の位置を見る限りこちらで間違いないと思います。

 

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95

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パチンコ スロット、竹屋、そと卯

この辺は虚実入り乱れていますね。小堀精肉店や田丸水産らしきお店はここにはありません。
アングルがアングルなので人が少ない開店前を狙って撮りましたが、普段はとても賑わいのある商店街です。でも駅前の本屋は閉店しました。

 

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「止まれ」、作中では漢字ですがこちらはひらがなです。

 

 

 

 

 

7話

日本体育大学 横浜・健志台キャンパス



実際の記録会もこちらで行われているそうです。

祖師ヶ谷大蔵駅周辺から車で向かうとなると、Google先生曰くおよそ30~40分かかるので、それだけの時間みんなはハイジの運転に耐えたことになります。そりゃあ吐きます。

 

 

ところで、ハイジが運転した車のナンバーが「仙川」になっていましたが、こちらは「せんかわ」と読んだ場合、OPや4話にも出てくる川のことを指します。

ちょうどWikipedia記事のトップに掲載されているのがOPの小田急線の高架と仙川歩道橋*1ですね。

ナンバープレートとしては実在しませんが、世田谷ナンバーや品川ナンバーに掛けたのでしょうか。

 

「せんがわ」と読んだ場合は、お隣調布市にある京王線の駅を指します。

原作において、竹青荘は小田急祖師ヶ谷大蔵駅京王線千歳烏山駅(共に世田谷区)の間にあるそうですが、その千歳烏山駅から調布方面に一駅行ったところにあるのが仙川駅です。

 

ちなみに1話と2話で登場した都立祖師谷公園は、だいたい祖師ヶ谷大蔵駅千歳烏山駅の間くらいにあります。

 

 

 

 

 

19/3/11 追記

8話

狛江市元和泉3丁目付近

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19/3/19 追記

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バス停が確認出来る写真です。

 

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小田急和泉多摩川駅から多摩川の土手への道中に発見しました!

 

 

狛江高校交差点付近?

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先程の場所からカケルが走っていった先と考えると方向は合わないんですが、見た目がそれっぽい場所も近くにあったので念のため載せておきます。

 

*1:世田谷区発行の地図及びGoogleマップの表記に倣いましたが、Wikipediaにおいては無名三号橋とされています。

完全に趣味で選ぶ この雑誌記事がすごい!2015

sonoyukemuri.hatenablog.com

 

こんにちは。今回は声優雑誌に限らず、またレーベル単位ではなく記事単位で、個人的に良かったと思うものの話をしていきたいと思います。

選考対象はこちら。

 

・切り抜き等ではなく販売されたままの形で現在所持している、アニメもしくは声優に関する記載のある雑誌(ほとんど防衛部及び出演声優関連)

・2015年に出版されている(どこかで区切らないと膨大な量になるためとりあえず)

 

レビュー記事と言えばレビュー記事ですが、ご紹介するものが現在入手可能とは限りませんのでご了承ください。

雑誌を後から買うのって難易度高かったりしますよねぇ……。だから後回しに出来ずどんどん買っちゃうんですけど。あと鮮度も大事ですし。

それでは選びに選び抜いた全15作、発売順にご紹介していきます。2015年だけに。*1

 

 

 

6月発売

 

spoon. 2Di vol.03

美男高校地球防衛部LOVE!LIVE!」ライブレポート

全8ページ

スタイリッシュな誌面構成が印象的なこの特集。詳細なレポと美麗な写真だけでも嬉しいのに、最後には見開きの描き下ろし版権まで載せてくださるので頭が上がりません。

spoonさんの防衛部愛も光る素敵な記事でした。この後もたくさんお世話になったなぁ……。

 

 

 

7月発売 

 

声優JUNON vol.2

増田俊樹

全4ページ

私が現在持っている中ではこれが一番古い増田さんの単独インタビュー記事ですが、当時から芝居だけではない「ゼロからものを作り上げること」に挑戦したい意思を口にされているんですよね。

活動の幅を広げたいと、今年これまで所属されていた事務所を離れ新たなスタートを切った増田さん。歌手デビューも決まりましたが、他にも何か始めていくのか注目したいところです。

 

同誌

梅原裕一郎

全6ページ

煽り文って言うんですか?最初のページに掴みとして掲載された文章がとにかく鮮烈で、今でも褪せないんですよね。今度煽り文縛りでも一本書こうかな。

溢れる新人感と変わらない真摯さが魅力的な特集です。あと写真が可愛い。

 

同誌

西山宏太朗

全4ページ

防衛部をきっかけにそれまでの悩みから解放された西山さんのお話。こちらも煽り文が胸を打ちます。

ところでふとプロフィール欄を見たら、「声優グランプリにてコラム『アダムとイブと西山宏太朗』を連載中」との記載があってびっくりしました。他社じゃん。競合誌じゃん。

 

 

声優JUNON、この頃はまだ女性声優の特集もあったのが、創刊間もないといった風情で時の流れを感じますね。

Cool Voiceと同じ主婦と生活社の声優雑誌ですが、そちらは作品単位で取り上げられることが多いのに対し、こちらは主に個人にフィーチャーしています。最近は買う機会が減っていたので以前のエントリには載せませんでしたが、おしゃれでポップな誌面とお茶目な撮影こぼればなしが光る、独自の魅力を持ったレーベルです。

vol.1は持っていなかったので探して買いたいですね……。

 

 

 

声優グランプリ 2015年8月号

美男高校地球防衛部LOVE!LIVE!』レポート

綴じ込み付録

 

梅原裕一郎のいい塩梅。」第3回

全1ページ

隣り合っているうえに話題も関連しているのであえてセットで。ライブレポはとにかく写真が豊富です。

いい塩梅。では、梅原さんがご家族の前で、お姉さんの手により防衛部のDVDのカメラに向かってくどき文句を言う特典映像を流された逸話が語られています。心中お察しします……(笑) 

 

 

FRESH MEN'S VOICE

梅原裕一郎

全12ページ

声優になるまでの経緯やデビューしたての頃の話が語られた特集です。

模索していきたいとしているものが見つかってきてもいるであろう今、改めて読み返してみてもまた響くものがあります。

 

 

 

9月発売

 

声優グランプリ 2015年10月号

巻頭大特集『美男高校地球防衛部LOVE!

全16ページ

2期決定を受けての表紙巻頭大特集ですが、記事の途中まではイベントでのサプライズ発表前に取材が行われています。そのためその時点では、2期が決まっていることはまだ知らず、どころか放送がとっくに終わったタイミングで大々的に取り上げられているという事態にもかかわらず、勘づいてさえいないメンバーたちになんだかにやにやしてしまいます。

白井さんの「関節が女」「メガネが逆」という小ネタが写真に仕込まれている辺り、ここまでも、そしてこの先も防衛部の写真をたくさん撮られてきたカメラ怪人さんだからこそ出来た誌面だなとも感じられます。

 

 

声優アニメディア10月号

アクエリオンロゴス梅原裕一郎

全4ページ

記事の内容というより付随するエピソードなんですが、ここで出てきたのと同じと思われる話が今年の2月のもやしと白はんぺんで出てきて、随分と経ってから補完されたことがちょっと面白かったです。

 

 

VOICE Newtype NO.057

不器用なりに、真摯に 梅原裕一郎

全4ページ

煽り文と言うか、この場合はサブタイトルでしょうか。優勝候補です。

以前、ここで語られた「続けていければそれでいい」とも聞こえるような目標をふと思い出して、その後の変化に感慨を覚えたことを読み返してみて思い出しました。

 

同誌

EVENT REPORT 美男高校地球防衛部LOVE!祭!

全2ページ

キャストの挨拶に紙幅が割かれていることや、写真のチョイスや煽り文など、コンパクトながらに胸を打ちます。

 

 

 

10月発売

 

PASH! 2015年11月号

大阪LIVE独占レポート❤ 美男高校地球防衛部LOVE!

全2ページ

感極まってうまく喋れなくなりながら、和臣さんが最後に語った言葉に心揺さぶられる記事ですが、その直前まで描かれたイベントの内容は本当にふざけたものなんですよ。

だけど最後にはぐっときてしまう。感動してしまう。なんか、防衛部ってそういうコンテンツでしたよね。

 

 

 

11月発売

 

TVステーション 2015年23号

Voice! Voice! Songs!! 梅原裕一郎

全2ページ

注目のタイトルで注目の若手が初主演を飾るとあって、まあこの時期はあっちこっちに白衣の梅原さんが掲載されており、あっちこっちで同じ質問に答えていらっしゃいましたが、その中で、ラッシュ終盤に出た、ともすれば見過ごされがちなこの週刊のテレビ誌を選んだのは、ここだけで語られた「梅原さん自身が『諦めたくないこと』」についてのお話が印象深かったからです。

その素直さの根底には、恐らくつくろうことはあまり得意としていないこともあって、それこそ「不器用なりに、真摯に」にも通じる話なのではないかと勝手に思いましたが、何にせよ、この語りがあったからこそその後のあらゆる媒体での発言がより真実味を持って胸に届いているのは事実で、この語り自体の存在は正直読み返すまで忘れていましたが、その内容は、彼の発言を聞く上での前提として頭に刻み込まれていました。今もこの先も彼のいる環境がそうあれるものであったならいいな。

あと、その文脈で出てくるこの時期で言うところの仲の良い人と一緒に出る番組って、めちゃくちゃ限られますよね……(笑) つい微笑んでしまいます。

どうでもいいですが、ここでだけカエルの解剖の話が掘り下げられているのもちょっと面白いです。

 

 

声優グランプリ 2015年12月号

「へあちぇん!」×「いい塩梅。」梅原裕一郎

全6ページ

黒髪ロングのせいで新たな扉を開きそうになったと当時言った覚えがあるんですが、開きそうではなく開いていたんだと思います。

ところで、今気づいたんですけどBEFOREの写真、服装も髪型も今の宣材と同じですよね……!?と思って調べたら、どうもこの翌月に今の宣材に変わったようなので、それを撮るときにこのポーズでも撮っていたんですね……。ここに来て思わぬ発見です。

 

 

Cool Voice VOL.16

宏太朗と裕一郎 ひょろっと男子 西山宏太朗梅原裕一郎

全10ページ

最後の見開きでそれぞれに与えられた相手についての質問への答えが、当時とにかく印象深かったのを覚えています。今読むと、変わっていないところに微笑んだり、その後生まれたエピソードにぐっときたり胸が締め付けられたりといった感じです。西山さんの「梅原さんを1日どこかへ連れていくなら」がまさかの形で実現しているのがすごい。

あらゆる無茶振りをされていた頃の記事ということもあって、今読むのはなんだかタイムリーというか、そういえばそういう番組だったなと再認識させられてしまいましたが、それを踏まえて思うのが、私取材秘話に「ほのぼのとした好青年」とあるのが大好きなんですが、まさにそれなんですよね。彼らの好きなところって。ひっどい会話もよく繰り広げているのにそれでもどこかほのぼのとしているのが、そういう空気があるのが大好きで、だから番組に求めているのもそれなんじゃないかって。今月のもやしと白はんぺんで梅原さんが口にしていた、最近の放送について感じていたことにも通じると思うんです。

 

 

 

……何のエントリか分からなくなってきましたが、以上、完全に趣味で選ぶ この雑誌記事がすごい!2015でした!

決めるにあたって期間中の該当しそうな記事を全部読み返しましたが、10月号ゾーンに入ったところでまだ折り返しだったので「なんで?」と言いました。

 

簡単なレビューにするつもりがやたらと語ってしまったりしましたが、そうさせるような、時が経ったことで生まれた新たな価値がここまであるとは思わず、なんだか勉強になったような気分です。しかし3年って大きいなぁ……。

願わくはここから3年後にも、名前を挙げた彼らの新たな言葉に触れ続けて、時々はこうして感慨深く後ろを振り返っていたいものですね。

それでは10日の声グラとボイアニを楽しみにしつつ、今回はこの辺で。

 

*1:偶然こうなりました。びっくり。

風が強く吹いている アニメ3話・4話聖地巡礼

※12/19 八百勝について追記

※19/3/19 多摩川、行きました。

 

sonoyukemuri.hatenablog.com

こんにちは。前回の続きです。

今回も手間のわりに収穫の少なそうな多摩川言わずと知れたビッグサイト以外の分かる限りの場所を巡りました。

あと先日前回の記事に一ヶ所追記したので、よろしければご覧ください。

 

 

 

3話

19/3/19 追記

多摩川

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松林児童遊園の周辺です。

 

 

 

渋谷

ユキ(とハイジ)が行ったクラブとその周辺です。

 

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自販機はないようでした。

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アングルを間違えましたが、画面右側にはちゃんとコインロッカーがあります。

 

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club aiai

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最後から2枚目とか雑すぎだろって感じですが、一刻も早く逃げ帰りたかったので勘弁してください。

慣れない場所には行くもんじゃない……。

 

 

 

ウルトラマン商店街

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HANAYA、江ノ島パスタ、Hard Bank、串かつ、日岡

八百勝のシーンの前に映る商店街ですが、八百勝のモデルが近くにあるのかは不明です。

 

12/19 追記

ここから画面右奥に向かって10分ほど歩いた先にある八百屋さんが、恐らく八百勝のモデルではないかと思われます。 

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外観の部分的な一致以外の判断根拠はこちらをご参照ください。

 


 

 

 

4話

みんなの森

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Aパートでカケルが通過したと思しき場所です。都立祖師谷公園の近くです。

1枚目は周辺を流れる仙川に架かる橋です。

 

 

 

 

 

おまけ

ところで鶴の湯についてですが、2話でハイジを除くみんなが合流した地点から歩ける範囲に、あのような風情のある銭湯は恐らくないのですが、かつて世田谷区若林に煙突の似た同名の銭湯があったほか、

www.tripadvisor.co.uk

 

世田谷区豪徳寺には現存する鶴の湯もあるのですが、

onsen.nifty.com

いずれも作中の鶴の湯とは一致しない点が多く……。他にモデルがあるのでしょうか?

正式な聖地が近くにあるのだとすれば、是非とも訪れてみたいものです。

風が強く吹いている アニメ1話・2話聖地巡礼

※10/30 1話の畑を追加

※11/18 OPと1話の飲み屋街について補足・写真追加 

※19/3/19 OPの多摩川を追加

 

 

こんにちは。録画したアニメを見ようとしたら二次元になった地元が目の前に現れたオタクです。

好きな作品の聖地巡礼をしたことはありましたが、聖地のほうから大挙して押し寄せてきたのは初めてでした。生きてるとこんなこともあるんですね。

というわけで、分かる限りの場所を巡ってみました。全然観光地でもなんでもない場所なので撮影中はまあまあ不審者でしたが、職質されなかったので良かったです。

 

それでは1話初出のものから載せていきます。

 

 

 

1話

小田急祖師ヶ谷大蔵駅 周辺

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OPにも登場する駅です。小田急線と思しき電車が走っている俯瞰のカットも、この駅を上空から見たものと思われます。

 

参考までに、お隣成城学園前駅の駅ビル屋上から撮影するとこんな感じです。

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画像中央右寄りに高い建物がありますが、これが恐らく俯瞰のカットにおいても線路を挟んで右側にある建物で、

 

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線路を挟んで左側、長細い屋根のようなものが特徴的な建物が恐らくこちらのパチンコ屋、

 

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そこから道なりに進んでカットの左下にある、柵で囲まれたルーフバルコニーらしきものが見える建物は恐らくこれです。

 

 

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同じくOPにも登場する飲み屋街、まるよし横丁です。

 

11/18 追記

別の入り口から撮るとこんな感じです。

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屋根らしきものが一致します。

脈絡なく他の町が映るとは考えづらいこと、大衆酒場の看板が明らかに似ていることから、完全に一致はしませんがここがモデルなのではないかと思います。

 

 

 

19/3/19 追記 

多摩川

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OPで走っている場所です。松林児童遊園の近くです。

 

 

 

おおくら大仏

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カットによって大仏があっちを向いていたりこっちを向いていたりしますが、あれは別にミスでもホラーでもなんでもなく、ただ単に大仏が回転しているだけです。

この町のいつもの光景です。

 

……いや何も知らずにアニメだけ見たら怖くない?

 

9時から17時は本堂(あっち)を、17時から9時は世田谷通り(こっち)を向くほか、参拝者が近づくと必ずそちらを向く、ということになっていますが、あまり時刻は正確ではなかったりするので見に行かれる方はお気をつけください。ちなみにこの写真は17時7分頃撮りました。

 

 

 

仙川歩道橋

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OPでカケルと竹青荘の面々がすれ違う橋です。成城学園前駅の近くにあります。

 

 

 

都立祖師谷公園

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1話Bパートから2話アバンにかけて、カケルとハイジ先輩がいた場所です。

周辺は時間帯によっては車の行き交いが激しく、ただでさえ細い歩道はあってないようなものになるので、訪れる方はお気をつけください。

 

 

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関係ありませんが、ここから20分くらい歩くと「フルメタル・パニック!」の聖地・都立神代高校があります。

 

 

 

10/30 追記

祖師谷5丁目の畑

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カケルが祖師谷公園に向かう最中に通過した畑です。

 

 

 

 

 

2話

ウルトラマン商店街

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Hard Bank

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酒屋

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HYOGOYA FRESH BAKERY

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服屋とラーメン屋

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花屋

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ネコ雑貨(定休日でした)

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外海靴店とコロカラファイン薬局

カケルとニコチャン先輩が歩いていた商店街です。

ウルトラマン商店街とは祖師ヶ谷大蔵駅周辺の3つの商店街が合体して出来たもので、なぜウルトラマンかというと、この地区はかつて円谷プロダクション本社があった、いわばウルトラマン発祥の地だからです。

 

先ほどからちょいちょい写り込んでいる街路灯の他にも、商店街ではウルトラマン吊るされて飛んでいたり、

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ウルトラマンが立っていたり、

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ウルトラまんじゅうがあったり、電車の接近メロディーがウルトラマンの曲だったりします。ウルトラマン商店街の記事みたいになってきた。

 

 

 

ちなみにニコチャン先輩とカケルが歩いていた道をそのまま進んでいくと、とんねるず木梨憲武さんのご実家としても知られる自転車屋さん、木梨サイクルに辿り着きます。

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